北沢夕芸さん
MR.KITAZAWA YUUKI


2015年8月制作
   

天井画には山の中または森の中にいる母子を描くことが多いのですが、これは何故なのかちょっと考えてみました。

父親が山の仕事をしていたので、少年時代は山を家族で歩いて父親の仕事場に遊びに行ったり、何となく家族の楽しい思い出は山や森の中だったことが多かったような気がします。

そもそも住んでいた場所が昔は5分も歩けば山の入り口で(今は開発が進んで山は遠のきましたが)日常の視界の中に山が必ずあ
りました。 なので大きな意味では山そのものが母親のような存在だったのかもしれません。 もちろん呑気に野山で遊び歩いた少年時代がただ懐かしいだけなのかもしれませんが。

僕の描いた天井画を見上げる人が、やはり野山や森に楽しい思い出がある人だと良いのですが・・・(本人文)


5作目と6作目はちょうど向かい合わせのベッドとなりました。



2014年6月制作
      
なんと天井画プロジェクト5回目の挑戦になりました。

たまたま訪れた遊園地が制作のヒントとなりました。 アンティークな美しいメリーゴーランドがあると聞いて、それを 目当てに出かけたのですが、メリーゴーランドは思ったよりも大きくて 回転するスピードも速かったのが印象に残りました。

メリーゴーランド、子供も大人も思い出もゆっくりと回ります。 日が暮れて、遊び疲れたけれど最後にもう一度メリーゴーランドに 乗って・・・さあおうちに帰りましょう。(本人文)



  


2013年10月制作
   
  
今回は、近所を散歩していて何を描くか思いつきました。どこにでもありそうな小さな公園で、誰もが一度は遊んだことのあるブランコ。 どこにでもある風景だから、描いたら面白いと思いました。

なんだか忘れられている存在かもしれない・・・でも、今でも子供たちはブランコで遊んでるんですね。 そして僕も久しぶりにゆらゆら揺れてみました。 ちょっと目が回りそうだったけど、ささやかな冒険でした(笑)。(本人文)



2013年5月制作
      
今回は高原へのピクニックをモチーフに絵を描きました。 子供の頃よく両親に連れられて山歩きをした記憶がベースとなっています。 お母さんと子供もどこか懐かしい昭和なファッションにしました。 遠くに見える高原の鐘は実際にあるものなのですが、どんな音がするのでしょうか。

制作当日は穏やかな日差しに爽やかな風がそよぐまさにピクニック日和! 隣のスペースで天井画を描いている後藤範行さんと時々雑談をしながらの リラックスした作業となりました。(本人文)



  


2013年1月制作
   
  
ハンモックに寝転んでお母さんに甘える・・・なんてフワフワとしてるんでしょう。ハンモックの上はまるで雲に乗っているようです。そこには暖かくて気持ちのいい風が吹いています。
どこか遠くで雨が降ったんでしょう。彼方には虹も出ています。

本当にあったことではないけれど、こんなことがあったら良いだろうなと誰もが思う・・・今回はそんな情景を描いてみました。(本人文)



2012年12月制作
      
施設側からお年寄りはこんなことを夢見るんです、と挙げられた例・・・鳥になって空を飛ぶ、船で世界を旅行するなどなど。

そういうお年寄りの意向に添って描いてみるというのも自分なりの福祉への参加かもしれないとちょっとだけ思って描きました。

急勾配の壁を登るような姿勢で描き続けたので、ロッククライミングな気分も少し味わえたとか。(本人文)



  


北沢夕芸 / KITAZAWA YUUKI
'84年よりフリーイラストレーターとして雑誌を中心に活動。2009年、2010年にギャラリー「スペースユイ」にて個展。
画家だった父(故人)に反抗して、漫画家を目指し上京するもアシスタント生活に挫折。バイトをしながら漫画家を目指すはずが、そのころ知り合った友人たちの影響からイラストレーションに興味が向かい、いつしか売込みを始める。 当初の使用画材は発売されたばかりのターナーのアクリルガッシュ。最初はイラストボードに描いていたけど、その後版画用の画用紙に直接描くスタイルに。画材も透明系のアクリルに変わり、現在はホルベインのアクリラを愛用。
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