加藤恭子さん
MS. KATOU KYOUKO


2013年2月制作
     
  
家族、親子というのは、人それぞれの考え方や経験があるにしろ、共通するイメージがあると思いました。
暖かさ、やさしさ、平和という言葉で表せるかな。と思います。
絵を見た方にそこに家族がいるような暖かさが伝わったらいいな、と思い描かせていただきました。

二回目の制作でしたが、紙に描くのとは勝手が違うのでやはりむずかしいです。 表現と技術の面で反省点が自分なりに見つかったので、今後生かしたいです。
いろいろなアドバイスをいただきながら描くことができ、最後に施設長様のご意見もお聞きすることができてとても有意義な制作でした。(本人文)



2012年12月制作
      
完成して思ったのは、本当に描けた。ということです。自分からやることを決めたものの、ちゃんと思うように描けるか心配でした。最初はいつもと違う環境で描くことに上手くいかないこともありましたが、勝手がつかめてからは楽しんで制作できました。

絵のことはまだよく分かりません。世の中にはたくさん上手な人がいるし、私はまだ勉強が必要です。ただ、私の絵で何人かの人が幸せになってくれればいいなと思って描かせていただきました。今の私にできることをしたいという気持ちでした。

下絵制作にあたって私の絵を見ながら亡くなられる方がいるかもしれないと思うと何を描いたらいいのか悩みました。
私がベットに寝ていたらどんな色が見たいか考えて、さらに安心するような絵が描きたいと思いました。

制作途中うまく描けずくじけそうになっていたところ、「かわいい。このベットの方にぴったりです。」と施設の方に声をかけていただき、ハッとしました。施設の方は入居者の方と家族のように接されていて、私も絵を描く中でそんな気持ちで描くのだと決めました。
施設の方のやさしさに触れ、その言葉があったから絵が描けたと思います。
最初は自分にできるか不安でしたが、無事完成させることができ、「いいですね。」と言ってもらえて、初めて絵で人と繋がれた気がしてうれしかったです。

私にとって新しい絵との関わりが増えて、いろんなやさしさに触れることができてとてもすてきな経験をしたと思います。不慣れな私をフォローしてくださった皆さんに感謝しています。(本人文)

  


加藤恭子 / KATOU KYOUKO
伊奈学園総合高校卒業、阿佐ヶ谷美術専門学校。