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  布団乾燥機     
   
これまで家庭用の布団乾燥機というものが世に存在することを知りませんでした。 めったにしない子供のおねしょが、よりによって雨の日の朝発見され、濡れた布団を前に、どうすればいいの!と途方に暮れた時、布団乾燥機というものがあることを知りました。

そしてこの寒い冬の季節に、私は布団乾燥機によって温まった布団に入る幸せを知ってしまいました。 温かい布団に全身を包まれるということが、こんなにも幸福感と直結しているとは知りませんでした。
その心地よさには、単に「温められた状態」ということだけではなく、「湿気の少ない状態」のものであることも一役買っていることと思います。

建物の布団とまでは言いませんが、外側を覆う断熱材も、湿気を多く含んだ状態では、十分な機能を発揮できません。 湿気を多く含んだ空気が建物の壁の中に入り込まないようにする気密性や、建物全体の温熱環境、空気の流れを考え、断熱材の役割をきちんと担うようにしなければなりません。

その上で私たちは、人を包む「空気」がより心地よいものになるデザインを提案したいと常々思っています。

2012.(吉野 百合江)



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